中小企業白書(2017年度版)
P410~440
中小企業の人材確保は難しい。
人材確保に成功した企業のアンケート調査結果をみると
人材確保に有効だと菅亜が得る取り組みは
「能力や適性に応じた昇給・昇進」(33.0%)
「成果や業務内容に応じた人事評価」(29.0%)
「時間外労働の削減・休暇制度の利用促進」(29.0%)
「職場環境・人間関係への配慮」(28.7%)
特に人材確保に不成功だった企業との差が大きかったのは
「職場環境・人間関係への配慮」であり、
成功した企業との差は7ポイントで低い。
また、就業者から見た場合、
人材確保に成功した企業において、
職場環境で一番重要視しているのは
「個人の家庭環境の事情を「お互い様」と考えフォローしあっている」(87.3%)でトップ。
経営者との関係については
「経営者・経営幹部と従業員の意思疎通が円滑」(91.7%)
つまりコミュニケーションが円滑ということですね。
ということは中小企業の人材確保に有効な職場環境とは
「円滑なコミュニケーションのある職場環境」ということです。